ビジネス街の東京・虎ノ門に出店、本社ショールーム機能を備える
ヒュンダイモータージャパン 東京営業所

ワールドワイド・ブランドとしての認知普及に注力
週末の空いた都心環境を利用した試乗が好評
 韓国ヒュンダイ・モータースの日本法人、ヒュンダイモータージャパンは、世界198番目の輸出国となる日本での販売を2001年から開始している。2001年10月時点で、コンパクトセダン「エラントラ」、5ドアセダン「エラントラ・ユーロ」、SUV「サンタフェ」、ミニバン「トラジェ」、上級セダン「XG」の5車種の取り扱いとなっている。
 同社は日本市場へ本格参入する2001年1月以前より、市場開拓のために積極的な宣伝活動を続けてきた。しかし、日本市場では、輸入車に対する欧州車志向が強く、セールスポイントとなっている低価格と品質についても選択肢の多い日本車に比べて販売アップの決定打にはなっていない。このため、同社では、「初年度5,000台の販売計画を2,000台に下方修正し、じっくりブランドイメージを育てていく」(朝日新聞)戦略に転換した。
 また、2001年内に全国40拠点で100%専売の販売店を開拓する方針は若干の遅れとはなったが、2002年10月現在で43店舗に拡大、順調にネットワークが拡大している。
 今回報告するのは、2001年10月現在で本社ショールームの役割を果たしている東京営業所である(大阪地区にも同様の直営店がオープンしている)。
 ブランド浸透のための努力が、実店舗でどのような活動となっているのか?その空間の特徴は何か?こうした興味を持って、東京・虎ノ門にある同所を訪ねてみた。


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