■淡路ファーム・イングランドの丘

経営不振の兵庫県営淡路ファームパークを再整備
地元・三原町が新設した農村型体験交流施設と一体化
運営を(株)ファームに託した「公設民営」でニューオープン


 淡路島は、明石海峡大橋の開通そして阪神・淡路大震災からの復興を契機に、多数の空間プロジェクトが胎動している。兵庫県が平成5年に策定した『淡路公園島構想』では、上位構想として今後の同島の方向性を「良好な自然環境と調和を図りつつ、快適な生活空間と多彩な交流空間を併せ持つ世界に開かれた公園島を目指す」と明記した。これを受け、農村景観及び地域の特性を生かした公園整備が多数計画された。

 この「淡路ファームパーク・イングランドの丘」は平成13年(2001)4月オープンである。正確にはリニューアルオープンで、現在の「グリーンヒルエリア」18ha分は兵庫県が運営する「淡路ファームパーク」という農業公園であった。入込の低迷と施設の老朽化等が重なり、年間2億円以上の赤字を計上する厳しい状況にあったという。
 そこで、立地する三原町が、農業振興と地域活性化を目指して、農業体験交流施設および農業・農村の情報発信拠点としての「三原町農村型体験交流施設」を当該地に新設、あわせて兵庫県が「淡路ファームパーク」を再整備の上一体化させ、「淡路ファームパーク・イングランドの丘」にリ・ネーミングして再出発することになったのである。

 運営は、三原町を主体に第三セクター「南淡路農業公園株式会社」を設立。三原町の51%に次ぐ出資が(株)ファーム(23%)であり、事実上、運営をすべて任されている。つまり設備を公共が担当、民間が運営というソフトを担当する「公設民営方式」をいちはやく具現したのである。

 「レジャーパークの最新動向」では:その運営の実情について同所の責任者で(株)ファームの取締役事業部長・久門圭子氏にインタビューを行った。

※誌面の一部を紹介します



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