■近隣に加えて観光客など40万人を動員
来場は、2011年7月のオープン当初からしばらくの間は、施設周辺の六本木エリアで働いている人が多数を占めた。その後、各メディアからの情報発信やメーリングリストなどから認知度が向上、六本木に来街した人が多数寄っていくようになった。この他、メルセデス・ベンツ正規ディーラーネットワーク全国220店舗でも発表、DMでの案内等を行ったこともあり、地方からの来場も見られるようになっている。
オープンからの累計入場者数は約40万人で、一日平均約2,000人が来店している。1階の各入口に設置した骨格・体格で来店者の性別を判定するシステムによれば、男女比は7:3で女性の方が圧倒的に多く、狙い通りだという。
“ALL WELCOME”を実現するために、施設内のサービスはその道の第一人者を厳選して、運営をすべて委託する体制となっている。2階レストランの運営は、フランクミュラー、フェラガモ、グッチといった名だたる一流ブランドのカフェやケータリングを実施している専門組織の運営である。モデルや俳優志望という見た目も麗しく、身のこなしも優雅なウェイターを抱えていることでも有名だという。
さて、ランチタイムはメニューがリーズナブルであること、野菜を中心にウェルネスを意識したヘルシーなメニューを揃えて、しかもサラダとデザートのバッフェが付いていることから、席はほとんど女性で埋まるそうだ。いわゆる“イケメン”揃いのスタッフの笑顔の応対も、女性に受ける大きな要因だろうなと感じてしまった。車両を展示している1階のショールームでも男女比はほぼ半々で、なかには女性同士で来店され、試乗をする人も多いという。
ちなみに客価格はランチ1500円前後、ディーナーで3000円前後である。
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