「協調と競争」のなかで「クルマの魅力」と「クルマのある生活の楽しさ」を訴求
カラフルタウン岐阜・レインボーモール

流通・飲食・アミューズメントと自動車関連が集積した大規模SC
トヨタ系5社とダイハツ1社出店、目標を超える1,600台/年を販売

 トヨタ自動車(株)が2000年(平成12)11月、岐阜県岐阜市の郊外のもともとグループ企業(豊田紡織岐阜)の遊休地だった場所に、「ショッピング」と「アミューズメント」に「カーライフ」が加わったショッピングセンター「カラフルタウン岐阜」をオープンさせて2年。そこに日本初の、異業種と複合したオートモール「レインボーモール」が登場した。新車、中古車、カスタマイズ、サービス、用品、保険等が集積。新車は初年度、6チャネル(トヨタ5、ダイハツ1)で1,600台強を販売、月販目標100台=年間1,200台を大きく上回った。この結果、オープンから2年が経過しようとする2002年(平成14)9月初旬の時点で、累積の受注台数は3,000台をオーバーして、いわゆるオープン効果に左右されない堅調な実績を見せている。同時に来場者数も、2002年(平成14)3月期で、当初計画の500万人を大きく上回る800万人を集客、施設全体の売上は262億円に達している。なお、運営は(株)トヨタオートモールクリエイトが担当している。
 好調の理由は、年中無休・駐車場無料等の利便性に加えて、カラフルタウン岐阜のコンセプトでもある「クルマのことは何でもそろっている空間」「自動車購買層に対応したオールターゲットのテナント構成」、「楽しく遊べるアミューズメント」が、消費者の支持を集めたことによる。 


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