メルセデス・ベンツ車の専売店として、ショッピングセンター立地から移転リニューアル ■ヤナセ千葉 船橋営業所 |
「Mercedes-Benz」の高商品ブランドポテンシャルに加え、 「YANASE」の販売ブランドを複合して営業訴求 |
2002年(平成14)5月9日、(株)ヤナセの関係会社の(株)ヤナセ千葉は、それまで巨大ショッピングセンター「ららぽーと」(千葉県船橋市)内に展開していた船橋支店とそのショールームを閉鎖、新たに船橋市の北部、多数の自動車販売店が建ち並ぶ"ディーラー銀座"「市場通り」の沿道に移転、メルセデス・ベンツ専売店として新装オープンさせた。同社がメルセデス・ベンツを取り扱う176店舗のなかで、専売店としては92店目となっている。専売店化により、新たに「スマート」の取り扱いもスタート。ショールーム内に専用コーナーを設置して、ベンツ車同様に積極的に拡販を進めている。 現在、日本市場において輸入車業界のほとんどのメーカーが、専売・直販の体制に転換している。専売によって正確なブランド認知の普及を図るのが目的だ。ベンツ車についても例外ではなく、ヤナセとシュテルンのネットワークで専売網の整備を進めている。この他にも、多数の並行輸入がある。そもそもベンツ車は圧倒的にブランドポテンシャルが高い。つまり、認知促進よりも、競合チャネルに対して、顧客の自店への囲い込みと関係の継続が勝負となるのである。ヤナセでは、インポーターとしての歴史、商品データベースの整備そしてサービスへの経験を強みとして、商品ブランド「Benz」と販売店ブランド「YANASE」の複合訴求により、差別化を図っている。 |
「はじめに」へ戻る 「自動車販売店 売れる空間と仕組みの最新」詳細へ |
トップ |