5.「黄金温泉」がオープン

 坑道入口から駐車場へと道路を降りていくと、前方に建築中の施設がある。
 支配人の話によると、温泉が出たので、スパ施設を建設中(写真20)とのこと。中をのぞくと、まだまだ工事中であった。
 実は、現在すでにオープンしており、ホームページによると「黄金温泉」とネーミングされている。トルマリン・ラジウム鉱泉からの露天風呂で、サウナも完備。その他は、宴会もできる休憩所も設け、“観光坑道+温泉+宴会”のセットコースで集客を狙っている。

 次に、レストラン&お土産・資料館「レストハウス青木葉」の2階から中へ。そこはお土産店で、黄金袋(砂金袋)、純金茶(写真21)、黄金ようかんなど、黄金にまつわる品揃えだ。
 3階はレストラン。ちなみにホームページからメニューの一部を紹介すると、「黄金弁当」(2,000円)、「黄金定食」(1,700円)、「黄金そば定食」(1,800円)などを揃え、ここでも“黄金”のコンセプトを貫いている。

 1階は資料館、鉱物関連商品売場、喫茶店で構成されている。
 資料館には、採掘に実際使用された工具や測量機器、鉱石などを展示している。そこの売場には、高玉金山で採れた「めのう」をはじめ、原石や鉱石そのものやアクセサリー、キーホルダー、置物など、鉱石好きにはたまらない(?)品をチェックできる。喫茶店は、主に観光坑道へ入るまでの待ち時間に利用されている。


写真20:工事中だった温泉施設



写真21:「黄金」コンセプト商品を品揃え




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