フォルクスワーゲン江戸川(1)

首都圏マーケット集客力強化策、第二弾
−フォルクスワーゲン江戸川―

【目次】
 店舗概要
 周辺案内図
 幹線道路交差点の優れたアクセス立地
 整備説明専用のリフトアップスペース「Dialog Reception」 
 整備待合いコーナーで、工場の整備作業風景を
 万全のメカニック用設備で“ES”向上
 トータルデザインを考慮した“キッズコーナー”
 “快適空間+サービスの充実”で差別化を図る


【店舗概要】
 所在地:東京都江戸川区春江町4-9-1
 電話番号:03−3656−9999
 オープン日:2001年10月19日
 敷地面積:1,865平方メートル(約565坪)
 建物延べ床面積:2,474平方メートル(約750坪)
 建物構造:鉄骨造りALC 2階建
   1階面積:1,358平方メートル(約411坪)
         ショールーム:422平方メートル(約128坪、7台展示)
         サービス工場:659平方メートル(約199坪、ダイアログ・レセプション含み8ベイ)
         中古車展示場:145平方メートル(約44坪、15台展示)
         オフィス他:132平方メートル(約40坪)
  2階面積:1,116平方メートル(約338坪)
         駐車場:985平方メートル(約298坪、最大50台駐車可能)
         パーツ庫:90平方メートル(約27坪)
         洗車場:41平方メートル(約12坪)
 その他
  屋外展示スペース:4台
  試乗車:常時9台用意
  身障者用駐車場・トイレ等完備
 人員:20名(営業12名、サービス8名)
 主たる販売エリア:江戸川・葛飾・江東
 ※上記エリアデータ
   人口:37万人
   乗用販売台数(2000年):26,980台
   輸入車販売台数:2,502台
 交通アクセス:首都高7号、小松川線一之江インターを降りてすぐ環状七号線右折約2キロ地点
 地下鉄都営新宿線 一之江駅下車、七号線出口右折 徒歩3分
 営業時間:9:30〜19:00
 定休日:毎週月曜日
 オープニングイベント取材:2001年10月20日(土)
 インタビュー取材日:2001年11月7日(水)
 ホームページ:http://www.vwj.co.jp

■周辺案内図

            


 フォルクスワーゲングループジャパン(VGJ)の東京都区部における販売強化策の第二弾、VW東京の「フォルクスワーゲン(VW)江戸川」が2001年10月20日にオープンした。
 第一弾の「フォルクスワーゲン(VW)世田谷」同様、フォルクスワーゲン専売店のデザインコンセプト「マーケットプレイス・コンセプト」に基づいたデザインで、新車フルラインアップの常時展示に加え、中古車コーナーを併設し15台を展示、サービス工場は8ベイ、来客用駐車場は50台分を確保した、都内最大の店舗であるという。先発の「VW世田谷」を上回る大規模店舗ということで、オープニングフェアへ出かけ、後日同店 内原 繁支店長へのインタビューを行った。


写真1:VWのロゴマークが輝く

■幹線道路交差点の優れたアクセス立地
 同店は、東京都区部の大動脈、環状七号線と新大橋通りの交差点に面し、クルマだと首都高速小松川線“一之江I.C.”を降りて、環状七号線を右に曲がって約2km。電車では、都営新宿線“一之江駅”から徒歩約3分と、アクセスに優れた立地である。
 今回は電車でのアクセスだが、同店近辺の環状七号線沿いは住宅地で、ロードサイド型の商業施設がほとんどなく、「VW世田谷」と共通デザインのガラス張りの建物に巨大な「VW」ロゴマークが輝いていた(写真1)
 新大橋通りに沿ってレイアウトされているのが、オープン展示場で、オープニングイベント用の展示車なのか、奇抜なカラーリングのニュービートルが置かれ、通行車の目を引いていた(写真2)
 メインエントランスは、交差点側のほぼ角に設置され、デザインも「VW世田谷」同様、しゃれた黄色とベージュの石造り風ゲートで、中の期待感が高まってくる。ふとエントランスの右横を見ると、障碍者用駐車場があり、そこからエントランスまでは、スロープになり、バリアフリーの配慮が成されていた(写真3)
 そして、障碍者用駐車場の後ろの建物内には、3面ガラスガラス張りでカーリフトが設置された「Dialog Reception」と書いた空間を設けてある(写真4)。「これは、整備作業をお客様に見せるコーナーかな」と勝手に想像したが、もっと多目的なスペースであった(後述)。
 その隣が、サービス工場入口と2階駐車場入口。ここの駐車場は、建物の屋上に50台分用意されている(写真5)
 この日のオープニングイベントのため、混雑防止を考慮し、フォーメーションは、エントランスで来店客のご用命を伺った後、サービススタッフが工場または駐車場まで客の車両を回送し、その間に営業スタッフが店内へ誘導するという仕組みをとっていた(写真6)

写真2:奇抜なカラーリングのニュービートル


写真3:バリアフリーに配慮したエントランス


写真4:「Dialog Reception」の外観

       
  写真5:50台分を確保したお客様屋上駐車場      写真6:ご来店客に、まずご用命を伺った後に、
                                          スタッフが駐車場へ移動




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