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株式会社オートバックスセブン 既存店舗のイノベーションを本格化 (1/3)
従来からの「クルマ好き」に加えて、女性や一般層への訴求を強化 |
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弊社既刊「自動車販売店・売れる空間と仕組みの最新」シリーズでは、オートバックスの新店舗を2度にわたって取り上げている。まず、現在の大型カー用品店のパイオニアとなった「スーパーオートバックス東雲店」(第2号)。次いで東京・青山に女性層を意識して開業した「autobaX」(第3号)である。同社は、業態開発にはたいへん熱心で、この他にも中古カー用品流通の拡大に対応した「セコハン市場」、中古車の販売・買い取りを行う「オートバックス・カーズ」等を展開している。
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同社の経営基盤は国内519店舗に達するオートバックス店だが、ここにも店舗革新が始まった。新車市場の縮小や生活者の節約志向、さらにはダウンサイジング(軽自動車へのシフト)、ハイブリッドカーやEV等の普及に対応、「買いやすさ」を追求した新しい店舗空間づくりを09年11月から千葉幕張店でトライアルを開始。その成果を踏まえて、2010年9月にリニューアルオープンしたのがこの「オートバックス大和郡山店」である。 |
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同社では今後も既存店の改革を進め、新規オープンする店舗についても実験店舗の成果を反映していく計画だ。競合激化が続く中、お客さま視点による買い物がしやすい店舗づくりを加速させる。目標は、地域のお客さまからクルマのことなら何でも気軽に相談できる、「クルマのことならオートバックス」の実現にあるという。 以下に、同店で実現した新たな取り組みをまとめてみる。詳細は、オートバックスセブンのニュースレリースを参照してもらいたい。 1.入りやすさ店舗のエントランスや周辺の壁面をガラス張りとして、開放感を演出している。また、タイヤなどの商品陳列は、入りやすさを妨げない位置に移動した。あわせて店頭にひさしを設けて、天候に関わらず買い物時のアメニティを確保した。 2.聞きやすさ
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