空間通信_過去のレポート〔レジャーパーク〕

HOME | 空間通信_過去のレポート〔レジャーパーク〕

レジャーパーク関連レポート

 

●タイトルをクリックするとPDFでレポートが表示されます。
●内容はすべてレポート執筆のものです。現在の状況とは異なることをご承知おき下さい。
●レポートは掲載当時のwebサイトページをPDF化したものです。レイアウトが崩れている箇所がありますがご了承ください。

●特集:厳寒続く地方のレジャーパーク

グリュック王国(北海道帯広市) 〜「中世ドイツとグリム童話」の本格テーマパーク しかし文化創造体験に生活者は呼応せず苦境に。前途はオーナーの決断次第か?

2005年12月28日

このレポートでは、「グリュック王国」の現況を再確認し、施設が志向した「文化創造とエンターテイメント」を融合した集客ビジネスの可能性の検証から、テーマパーク運営における体制のあり方を考えてみたい。

大分農業文化公園「パークアルカディア」(大分県速見郡)

2006年1月6日

農業公園が多数先行する九州において、事業面で順調な滑り出しとなった大分農業公園。それは、他にはない「大規模の」の強みなのか、それとも生活者の支持を集めるようなマーケット・インの施策による結果であろうか?そこで現地を取材し、人気の秘密を探ってみることにした。


●マインパーク 実態レポート

はじめに

2001年4月10日〜
鉱山遺産が閉山と共に斜陽化が進んだ地域の再活性の宿願を背負い、観光資源として一般公開用に整備され、集客施設としてよみがえっている。そこで、今回から全国の観光鉱山「マインパーク」について、その再利用方法、付帯施設、集客実態などを取材し、再生の現況をレポートしていく。

細川マインパーク(宮城県栗原市)

1990年オープン。宮城県鶯沢町の約1200年にも及ぶ細倉鉱山跡。遊園地機能を複合させるなど、集客に注力

ゴールドパーク鳴海(新潟県村上市)

山形県境に位置する、高根山峰に連なる、駒ヶ岳(776m)のほぼ山頂近くにあり、その歴史は佐渡金山より古い。大同2年(807年)の発見から江戸幕府末期まで採掘が続いた。1994年オープンで、年間80日は雪のため休業するという“秘境”である。

ゴールドマイン高玉(新潟県村上市)

安土桃山時代から天正年間(1573~1591年)において、会津藩領主・芦名盛興によって開山され、以後昭和51年の閉山まで4世紀の歴史を持つ金山である。民間企業の経営で、1996年オープン。

鯛生金山(大分県日田市中津江村)

2002年FIFAサッカーワールドカップで、カメルーン代表のキャンプ地として話題となった、大分県中津江村に位置する。明治27年、干魚行商人が拾った石から始まり、その後、外国人経営者による近代技術を駆使した大規模な金山として栄える。1983年オープン。

マインランド尾去沢(秋田県鹿角市)

オープン20年を迎えたマインパークの“老舗”
歴史に忠実な観光坑道だが、集客向上のためアミューズ機能を付加
周辺に残る遺構は、廃墟探検ブームの新名所


●時代をテーマにした施設

ワープステーション江戸(茨城県つくばみらい市)

江戸をテーマにした集客施設が新たに誕生した。茨城県筑波郡伊奈町に2000年4月21日オープンした「ワープステーション江戸」である。今回は、当施設の管理・運営主体である「株式会社メディアパークつくば」に取材をお願いし、開設の背景、コンセプト、運営などについてお話を伺うことができた。施設の訪問レポートとともに報告する。

江戸体験施設のコミュニケーション
  江戸東京博物館/深川江戸資料館/消防博物館/警察博物館

地震・空襲や経済成長によるスクラップ&ビルドの進展で、東京はその姿を激変させてきた。現在でもその姿は未来に向けて変遷を続けている。その環境で、東京の郷土であり、日本を代表する文化の「江戸」は、再認識どころか空間・メディアからますます遠ざかっている。
そこで今回は、江戸を現代に伝承する博物館において、その体験満足度とコミュニケーションの実状を探り、21世紀に向けての「江戸の歴史文化」の伝承について考えてみたい。

四国村(香川県高松市)

ミレニアムを前に、新しい米国産テーマパークの誕生に舞い上がっている気持ちもわかるが、20世紀の日本は、スクラップアンドビルドの時代であったと、もう一度見直そうではないか。特に、建築に於いて、そして首都圏では過去帳が多すぎる。しかし、ここで紹介する「四国村」は四国の文化を建築物を通じて、民家を保存することで私たち日本人のむかしを今に伝えている。

明治村(愛知県犬山市)

江戸に続く明治時代はそれほどポピュラーな施設テーマではない。その中で、愛知県犬山市にある「博物館明治村」は明治を現代に伝える集客施設として最大かつポピュラーな存在である。そこで、実際に施設を訪ね、明治の時代性を確かめてみることにした。


●地域を代表する資源をテーマとする集客施設

地域には、その代名詞となる資源がある。こうした地域資源を地域活性化のフックにしようと日本の各地に様々な集客装置が、主には「記念館」や「博物館」あるいは「交流館」のような形態で整備されている。整備から時間が経つに連れ、業績が上がらないと行政の“お荷物”として扱われがちだが、資源の独自性や哲学を伝えていくため努力している施設にスポットをあて、地域資源を代表する集客施設の事例をレポートする。

資源をテーマとした集客施設 〜はじめに

1.舞鶴市立赤れんが博物館(京都府舞鶴市)

2.鳥取二十世紀梨記念館(鳥取県倉吉市)

3.加悦SL広場(京都府加悦町)

4.丹後ちりめん歴史館(京都府野田川町)

5.聴潮閣(大分県別府市)

6.九州鉄道記念館(福岡県北九州市)


●”座”の研究
八千代座

ここで言う「座」とは芝居小屋あるいは興行小屋のようなエンターテイメント空間を意味する。産業遺構的な建築としての位置づけが多い中、現代でも立派に集客施設として、あるいは地域文化のシンボルとして稼働している例もある。まず、熊本県山鹿市で見事に現代に甦った八千代座からその再生ドキュメントを報告する。


●1999/2000年にオープンした施設の現状報告
仙台文学館

美術と違い、“文学”は果たして展示によってその世界が人の心に届くのだろうか?市民参加を呼びかけ、文学体験をきっかけとして新しい文化発信拠点を目指している同館の、開館2年目の状況をお伝えする。

新海洋ミュージアム 「アクアマリンふくしま」訪問記

都心より常磐道を快適にドライブして約2時間。浜通りでは最大規模の港湾が小名浜港だ。これまでは物流貿易港として、あるいは太公望の快楽の場として機能していた。しかし、近年の再開発整備によって、港は観光地としての性格を強めようとしている。そこに目玉となる集客施設が誕生した。


●博覧会の考察 〜淡路花博レポート〜

花と緑の国際博覧会「淡路花博ジャパンフローラ2000」から国際博覧会の今後を考える

〔第一部/博覧会の歴史と実態〕
博覧会の歴史は意外と古く、日本での開催は、明治時代にさかのぼる。その後、現在に至るまで産業や流通に新しい刺激を与え続けてきた。それは、景気刺激、地域活性の起爆剤効果、すなわち博覧会効果が定着できたことによる。しかし、現代ではその効果が疑問視されるようになった。
そこで、今回はこの博覧会の歴史を整理しながら、好評を博している「淡路花博」の取材結果を中心に、博覧会の持つポテンシャリティを再考する。

〔第二部/「淡路花博ジャパンフローラ2000」ドキュメント〕
「淡路花博」開催背景と、実際に博覧会を訪ね、各ゾーンやパビリオンの現状をレポート。さらに、最近の新聞情報も交え、今後の博覧会について考察する。


●"香り"をテーマとした施設のコミュニケーション
豊田町 香りの博物館「パルファン・フォーレ」

「豊田町香りの博物館 パルファン・フォーレ」は、その名の通り「香り」をテーマにした博物館である。最近でこそ“食”のテーマパークのような、感覚中枢に訴える文化・集客施設が増えてきたが、豊田町がこの施設整備計画を立案したころには、まだまだ実物資料展示が主流であった。試行錯誤の末、平成9年にオープンした同施設の今をレポートする。